総 括 平成16年度、3年生277名(男子126名、女子151名)
が3月1日(火)、太田商業高校を卒業しました。この中には全国で初めての情報科の卒業生76名が含まれています。この卒業生達の進路に関する概況を下記に掲載いたしました。

全体的に、自分の希望する進路をほぼ全員が達成できたと言えるでしょう。高校卒業後の進路はその人の人生を決定づける重要な選択であるだけに、何よりも本人が、強く希望し、進路研究をし、実現に向けて努力し、納得した結果でなければなりません。そしてそのことを実現するためには激しく変化する社会情勢や入試事情、上級学校や企業の様子を把握し、学校・家庭が一体となって生徒をサポートしなければなりません。進路の実現とは、3年間の学校生活の集大成であり、さらにこうしたチームワークの結果であると言えるでしょう。3年生全員が、自分の人生にはっきりとした方向性を持ち、希望を持って、太田商業高校を卒業できたことを私たち職員は誇りに感じ、彼等のこれからの活躍を応援したいと感じております。

進路指導部
平成16年度 卒業生の進路状況

就 職 就職希望者の全員(男子43名、女子68名)が、ほぼ希望する企業等に内定しました(就職率100%)。この中には公務員2名(埼玉県警男子1名、太田消防署男子1名)も含まれています。
社会全体では景気がやや上向いて、求人状況は若干良くなったという印象を持ちました。しかし、不況、リストラを経た企業の就職希望者を見る目は厳しく、また、採用の仕方も、複雑になっています。そんな中で、本校生徒は、最初の入社試験でほとんど全員の内定が決まるという、近年では最高の結果でした。これは、生徒達にしっかりとした生活習慣や礼儀、学力や常識が身に付いていたことが原因だと考えます。もちろんこれらのことは、入学後から2年半という時間をかけて生徒と家庭と先生達で積み上げてきたものです。そしてそれこそが、社会に出てから必要とされる能力なのだと思います。
特筆すべきことは、内定者の職種で、事務職が64名(女子55,男子9)もあることです。事務職以外でも、本校の卒業生は、職場の中核的な人材となることを期待されています。派遣やアルバイトの割合が従業員の多数を占めつつある昨今、企業に期待され、大切にされる人材であり得ることが太商生の強みであると言えるでしょう。

進 学 4年制大学59名、短大22名、専門学校80名の進学が決まりました。昨年の卒業生と比較して、4大9名減、専門22名増加、といったところが今年度の特徴です。指定校枠が増えたこともあり、指定校推薦で進学する生徒が多かったことも特徴としてあげられます。国公立大学では高崎経済大学経済学部に推薦で男子1名合格しました。また、AO入試や全国商業高校協会推薦によって明治大学商学部に男子2名合格しました。詳細は別表の通りですが、資格実績等を活用しての大学入試は健闘していると考えます。
今年度、専門学校の進学者数が多かった点については、次の2点が考えられます。まず、看護士や理学療法士、介護士、保育士などの医療、福祉、教育系の専門職を目指す生徒が増加したこと。もう一つは、動物、美容、ファッション、音楽、ダンス等の夢を追う分野への進学者が一定数存在することです。医療系以外の専門学校は入学すること自体は簡単ですが、将来、それが長期的な仕事に結びつくのかというと非常に難しい現実があります。生徒は、それをふまえて学校選択を行い、仕事への道を切り拓いていって欲しいと考えます。